規則を破ったのに表彰されたという逆転は、運転手の人柄だけでは説明できません。規則が守ろうとしているもの、運転手が知っていた情報、終点から先で起こることの三点をつなぐ問題です。
規則の文面より目的を確かめる
規則違反と表彰が同時に成立するなら、その場では別の安全や利益を優先する必要があった可能性があります。単なる親切だった、規則が形骸化していた、という説明だけで終わらせず、判断材料があったかまで確認します。
終点と車庫の間にある差
- 乗客を起こす時点が変わると、周囲の安全や対応できる人がどう変わるか。
- 運転手が乗客について事前に得た情報はあったか。
- 表彰は規則を破ったことではなく、その情報を使った判断に対するものではないか。
聞き込みの順番
- 運転手は、その乗客について何らかの情報を得ていましたか?
- 終点で乗客を起こすと、安全上の問題が起こる可能性がありましたか?
- 車庫には乗客を迎える人が待っていましたか?
説明を閉じるための確認
正解候補を思いついたら、『なぜ起こさない方がよかったのか』『なぜ表彰に値するのか』の両方を説明できるか確認します。どちらか一方しか説明できなければ、まだ情報が一段足りません。